保険治療と自費治療の違い

こんにちは

今回のブログは、保険治療と自費治療の違いについてお話したいと思います。

~大切なのは「治す」だけでなく「どう治すか」~

歯科治療には、大きく分けて「保険治療」と「自費治療」の2つの選択肢があります。どちらも大切な役割を果たしますが、治療の質・見た目・耐久性にこだわりたい方には、自費治療がより満足度の高い選択となることが多いです。

では、2つの治療方法について述べていきます。

■ 保険治療 ― 必要最低限の「機能回復」

保険治療は、健康保険を使うことができる診療のことです。
治療の際に患者さんが負担するのは原則3割と決まっており、保険治療の費用は全国で一律なので全国どこの歯医者で治療を受けたとしても、費用はどこも一緒になります。
仮に治療費が10,000円かかっていたとしても、3割負担であれば3,000円で済むということです。
ただし、治療の内容は決められていて、その内容が必ずしも患者さんにとって満足のいく治療ばかりではありません。現在、国の財政の足を引っ張っているのがこの健康保険の医療費とも言われています。残念ながら、これ以上財政を圧迫する高度なコストのかかる新しい治療は取り入れられることもないでしょう。現在の保険治療は20年いや30年前とほとんど変わっていないのが実情なのです。

・国が定めた範囲内の治療・材料のみ使用可能
・費用は抑えられるが、使用できる素材や技術に限りあり
・銀歯やプラスチックの詰め物など、審美性は限定的
・主に「噛めること」「最低限の見た目」がゴール

※保険治療は「応急処置」や「最低限の回復」には適していますが、
自然な見た目や快適性、長期的な耐久性を求める方には物足りない面もあります。

■ 自費治療 ― 健康と美しさを両立する選択肢

自費治療は、健康保険が使えない診療のことです。
そのため、どうしても治療費は保険治療に比べると高額になりがちです。
しかしながら、健康保険には取り入れられていない、より高度で満足度の高い治療を受けることができます。
そのため、審美性が高い、また長期予後の良い治療は自費治療になることが多いです。

・高品質な材料(セラミック・ジルコニア・金属床など)が使用可能
・技術や工程に制限がなく、一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療
・見た目が自然で、他人から治療したかどうか気づかれにくい
・精密な型取り・咬み合わせ調整により快適さと長期安定性が向上

※自身の歯と見分けがつかないほど美しいセラミックのかぶせ物、まったく同じ機能を持ったインプラント、違和感が少なく発音しやすい精密な入れ歯など、自費治療だからこそ可能な選択肢が多数あります。

■ こんな方は、自費治療が良いかもしれません

近年は、患者さんからの要望も多様化してきました。
下にあるような治療を希望される方は、自費治療にされたほうがよいと思います。ただし、ご自身のお口の状況によっては、治療費に見合わない結果を招くこともありますので、歯科医師としっかり話し合って決めることが重要です。

・銀歯ではなく、自然に見える白い歯で審美性を求めたい
・虫歯が再発しにくい被せ物にしたい
・長期予後を第一に考えた治療をお願いしたい

■まとめ

日常的な機能回復だけが目的なら保険治療でも十分なケースが多いと思います。しかしながら、見た目や快適性を重視する場合や、より長期的な予後を求める場合は自費治療が適しています。患者さんは、その説明を受けたうえでご自身の希望や予算に応じて選択することが最も大切です。

どの歯科医院でも患者さんに沿った保険治療と自費治療のそれぞれのメリットデメリットを説明しています。逆に説明のないような歯科医院は間違っていると思っています。治療の選択権は、常に患者にあるのですから。

医療法人社団天白会有明ガーデン歯科クリニックは、お口の中の些細なトラブルやお悩み事、検診など、お気軽にご相談できる歯科医院です。
患者さま一人ひとりの価値観やライフスタイルに合わせたご提案を行っています。どんなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。

あなたの歯の健康をサポートいたします!

このブログの監修者

医療法人社団天白会

有明ガーデン歯科クリニック

院長 歯学博士 石坂千春

理事長 歯学博士 山田健太郎 日本口腔インプラント学会 専門医

口内炎ってなんでできるの?

こんにちは。
今回のブログは、誰もが一度は経験したことのある「口内炎」について、ちょっと掘り下げてお話ししたいと思います。

口内炎は、口の中にできる小さな白いできもの。
歯があたるたびにチクッと痛くて、食べ物を食べるのも億劫に…。
見た目は地味ですが、日常生活をネガティブにさせてしまう、口内炎の発症する原因と対処法について詳しく説明します。

■ 口内炎ってそもそも何?

口内炎とは、口の中の粘膜にできる炎症のことです。
舌、頬の内側、唇の裏、歯茎など、どこにでもできる可能性があります。
医学的には「アフタ性口内炎」「カタル性口内炎」「ウイルス性口内炎」など、
いくつかのタイプがありますが、一般的によく見られるのは
アフタ性口内炎です。

では、口内炎は一体なぜできるのでしょうか?

■ 原因その①:傷ついた粘膜

一番多いのが、物理的な刺激によって粘膜が傷つき、
その部分が炎症を起こしてしまうパターン。
例えば、食事中にうっかり口の中を噛んでしまったり、
熱すぎる食べ物でやけどをしたり、固い食べ物(ポテチとかフランスパン)で
粘膜がこすれて傷つくと、その部分が炎症になって口内炎になります。
また、歯並びが悪かったり、自分の口に合わない入れ歯や矯正器具が
口の中を慢性的に刺激している場合も口内炎を発症するため、注意が必要です。

■ 原因その②:ストレスと疲れ

口内炎って、仕事が忙しかったり、寝不足が続いた時にできやすい記憶はないでしょうか?
それは、体の免疫力が落ちているサインだったのかもしれません。
ストレスや疲労がたまると、体全体の免疫力が低下し、普段は跳ね返しているようなちょっとした刺激や菌にも負けてしまい、口内炎として現れてしまうのです。

Closeup of stress text with numbers and percentage signs on meter gauge

■ 原因その③:栄養不足

特に意識したいのがビタミンB群の不足。

ビタミンB2、B6、B12などは、皮膚や粘膜の健康を保つために重要な栄養素です。これらが不足すると、口の中の粘膜が弱くなり、炎症が起こりやすくなります。また、鉄分や亜鉛の不足も関係するといわれています。
偏った食事やダイエットをしているとき、口内炎ができやすくなるのはこのためです。


※ビタミンB群で押さえておきたい食材は豚肉、鶏肉、さば、かつお。その他、ゴマや玄米、アーモンド、アボカドなどにも豊富に含まれているので、それらをコンスタントに摂取すると良いでしょう。

■ 原因その④:ウイルスや菌の仕業

まれにですが、ウイルスや細菌、真菌(カビの一種)が原因で口内炎になることもあります。
たとえば「ヘルペスウイルス」による口内炎は、水ぶくれのような見た目で、
強い痛みや発熱を伴うこともあります。
「カンジダ菌」という真菌が増えると、白っぽい苔のようなものが口の中に広がる「カンジダ性口内炎」になることも。。。
この場合は自己治療ではなく、医師の診断と治療が必要になります。

■ 口内炎ができたときの対処法

軽い口内炎であれば、だいたい1週間から10日ほどで自然に治ります。でも、痛みが強かったり、早く治したいときは次のような対処法が有効です。

市販の口内炎用軟膏を塗る(ケナログ、アフタッチなど)

うがい薬で口の中を清潔に保つ

刺激の強い食べ物(辛い物、熱い物、酸っぱい物)を避ける

栄養バランスの取れた食事を心がける

ちなみに、口内炎のときにコーヒーやアルコールはできるだけ控えた方がよいでしょう。刺激が強すぎるため、治りが遅くなったり痛みが悪化することも。

■ こんなときは病院へ!

「たかが口内炎」と侮るなかれ。
以下のような場合は、医療機関の受診をおすすめします。

  • 2週間以上経っても治らない
  • 何度も繰り返す
  • 痛みがどんどん強くなる
  • 発熱やリンパの腫れを伴う
  • 舌や唇の端にしこりのようなものがある

なかには、口腔がんなどの重大な病気が隠れている場合もありますので、
長引く口内炎は必ず相談しましょう。

■ 口内炎にならないためにできること

予防は何よりも大切です。以下のようなポイントを意識してみてください。

  • 栄養バランスの良い食事(特にビタミンB群)
  • 規則正しい生活と十分な睡眠
  • ストレスをためない
  • 歯磨きやうがいで口の中を清潔に
  • 口の中を傷つけないよう注意

ちょっとした工夫で、口内炎の予防につながります。

まとめ

口内炎は小さな炎症ですが、その痛みはなかなか侮れません。でも、その原因を知って日々の生活で少し気をつけるだけで、予防や早期回復につながります。「最近、口内炎ができやすいな…」と思ったら、体からのSOSのサインかもしれません。
食事や睡眠、ストレスケアを見直して、自分を労わってあげましょう。

それでは、今日もおいしくご飯が食べられる一日になりますように!

医療法人社団天白会有明ガーデン歯科クリニックは、
お口の中の些細なトラブルやお悩み事、検診など、お気軽にご相談できる歯科医院です。また、セカンドピニオンでの受診も受け付けております。
土日祝も20時まで診療しており、駐車場も完備しています。お気軽にご相談ください。

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院長 歯学博士 石坂千春

理事長 歯学博士 山田健太郎 日本口腔インプラント学会 専門医

子供の虫歯について

こんにちは
今回のブログは子供の虫歯についてお話ししたいと思います。

乳歯の虫歯はハイスピード

乳歯の虫歯は、永久歯の虫歯と比べて進行速度が早くなります。 
これは、エナメル質が永久歯よりも薄いことに原因があります。
エナメル質が溶け始めたと思ったらすぐに穴があき、
象牙質、あるいは神経にまで虫歯が進行します。 
仕上げ磨きの際には、黒っぽい変色、茶色っぽい変色、
ホワイトスポットの有無を注意して見てあげてください。
早期であればあるほど、お子様の治療の負担も軽減されます。 

 

乳歯と永久歯の違い

項目  乳歯  永久歯 
エナメル質の厚さ  約0.5〜1mm  約1.5〜2mm 
象牙質の厚さ  薄い  やや厚い 
進行スピード  早い(数か月で神経に到達することも)  比較的ゆっくり(年単位の場合も) 
虫歯に対する抵抗力  弱い  強い(フッ素などでさらに強化可能) 
神経(歯髄)の位置  表面に近い  やや深い 

さらに進行を加速させてしまう要因 

歯磨きが正しくできていない

正しい、歯磨きができていないと、歯垢が残り虫歯菌も多くなります。虫歯菌が多ければ多いほど、虫歯の進行を早くさせてしまいます。

糖質の過剰摂取 

虫歯菌の大好きな糖質を過剰に摂取すると、虫歯菌の活動はより活発になり、
虫歯の進行が早くなります。 
お米やパンなどで日常の食事として適切な量を摂取することは大切ですが、
甘いお菓子や清涼飲料水などはできる限り避けたほうが賢明です。

食事・おやつをダラダラ食べる 

ダラダラと時間をかけて食べると、お口の中が酸性になる時間が長くなり、ミネラルが溶け出す脱灰に、唾液による再石灰化が追い付かなくなり、虫歯が進行します。

よく噛まない 

あまり噛まずに飲み込む癖があると、唾液の分泌が少なくなり、
溶け出したミネラルを戻してくれる再石灰化の作用が十分に機能しません。
脱灰が進み、虫歯が早く進行します。

虫歯の進行速度を抑えるために 

食後に正しい歯磨きをする

三食だけでなく、おやつのあとも、必ず歯磨きをしましょう。
食後すぐに歯を磨く習慣を身に付けることが最も大切です。
また、歯磨き粉はできればフッ素配合のものを使用しましょう。
磨き方は、歯科衛生士から指導された方法を実践するのが望ましいでしょう。 
仕上げ磨きは「6〜8歳までは必ず」「10歳までは必要に応じて」が推奨されています。 

フッ素塗布と定期的な検診

歯の再石灰化を促し、歯質を強化する「フッ素塗布」は、虫歯の予防だけでなく、進行の抑制にも有効です。 
3~4ヵ月に1度、定期的に検診を受けることが大切です。

食べ方、おやつの内容の改善 

よく噛ませること、ダラダラと食べさせないことに重点を置いてください。
家族みんなで、きちんと食卓で食事をする習慣があると、
これらのことを習慣づけやすくなります。 
また、おやつについては、時間を決めて甘いお菓子よりも果物やチーズなど、虫歯になりにくいものを選択しましょう。
食べた後は歯磨きをお忘れなく。
水を飲む、口をゆすぐだけでも効果があります 。

年齢別の虫歯予防のポイント 

乳児期(0〜2歳) 

  • 歯が生えてきたら、ガーゼや歯ブラシで優しく拭う
  • 哺乳瓶でジュースやミルクを与えながら寝かせない
  • 母子感染を防ぐため、大人と食器を分ける・口移しを避ける
  • 虫歯菌が子供に感染しないよう、親の口の中のケアも大切 

幼児期(3〜5歳) 

  • 朝晩2回の歯磨きを習慣化。必ず保護者による「仕上げ磨き」を
  • フッ素入りの子供用歯磨き粉を使用(うがいが難しい場合は少量で可)
  • おやつの時間は決め、ダラダラ食べさせない
  • 甘いジュースではなく、水やお茶を与える習慣を
  • 歯科医院でのフッ素塗布を3〜6か月ごとに

小学生(6歳〜) 

  • 永久歯が生えてくる時期で、奥歯の溝が深く虫歯になりやすい
  • シーラント(予防的に奥歯の溝を埋める処置)を検討
  • 仕上げ磨きは小学校中学年くらいまでは続けると安心
  • フロスを使って歯と歯の間の汚れを取る習慣も始める
  • 定期的な歯科検診を受け、異常があれば早期対応を

まとめ

子供の虫歯は、生活習慣と口腔ケアの工夫によって高い確率で予防できます。「歯医者は痛くなってから行く場所」ではなく、「虫歯を作らないために通う場所」という意識が重要です。
家族みんなでお口の中の健康に関心をもち、子供の将来の歯を守る習慣を築きましょう。 

また、口腔ケアの一つとして、洗口液を使用されるご家庭も増えてきました。 
当院でも小児用に特化した歯科医院専売の洗口液「モンダミンファーストステッププロ」を販売しております。 

毎日の歯みがきと一緒に洗口液も併せて使ってみてはいかがでしょうか。 

医療法人社団天白会有明ガーデン歯科クリニックは、 お口の中の些細なトラブルやお悩み事、検診など、お気軽にご相談できる歯科医院です。また、セカンドピニオンでの受診も受け付けております。 土日祝も20時まで診療しており、駐車場も完備しています。お気軽にご相談ください。 

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「モンダミンHABITPRO」に新しい仲間が加わりました!

~新商品販売のご案内~

今年の2月より販売開始しました

歯科医院専売洗口液『モンダミン ハビットプロ』

大変ご好評いただいております。

 

このハビットプロ、お子様でもお使いいただけるのですが、

多くの方から小児用に特化した洗口液はないのか?との問い合わせを
受けておりました。

 

そこで、その声にお応えし、

歯科医院専売洗口液

小児用「モンダミン ファーストステッププロ」

を販売させていただくことなりました!

Point.天然コーティング成分セラックと殺菌成分CPCが歯の表面をWでコートし、虫歯を予防!

Point.お子様にお使いいただきやすいブドウ味!

日常の口腔ケアグッズの一つとして、家族みんなで健康なお口と身体をモンダミンで手に入れましょう!!

【取り扱いサイズ・価格】
モンダミン ファーストステッププロ 380ml 1,100 円(税込み)

詳しくは、歯科医師、歯科衛生士、受付スタッフまで!!

鎮静麻酔の治療費を改定いたします

歯科材料および薬品の価格高騰により、鎮静麻酔の治療費を下記の通り改定いたします。

ご理解ほどお願いいたします。

改定日:2025年5月15日

旧 75,000円(税込82,500円) → 新 85,000円(税込93,500円)

 

料金表

「TCH」って知っていますか?

「なんだか最近、顎が疲れる」「歯がじんわり痛む」「肩こりや頭痛がひどい」―こんな悩みを抱えている人は少なくありません。

これらの症状、もしかするとTCH(Tooth Contacting Habit/歯列接触癖)が原因かもしれません。
TCHとは、無意識のうちに上下の歯を接触させる癖のことです。日常的に、気づかないうちに歯をカチッとくっつけている人は意外と多く、それが長時間に及ぶと、体にさまざまな不調を引き起こす可能性があります。
最近はスマホを見ている時に無意識にしている人が多いと聞きます。
今回は、そんなTCH(Tooth Contacting Habit/歯列接触癖)についてお話したいと思います。

顎の不調はTCH(歯列接触癖)が原因かも?
無意識のクセに要注意!

TCHってどんな癖?

私たちがリラックスしているとき、上下の歯の間には通常1〜3mmほどのすき間(安静空隙)があるのが正常です。しかしTCHがある人は、このすき間を作らず、無意識に上下の歯を接触させてしまいます。

たとえば、仕事に集中しているとき、スマホを見ているとき、緊張しているときなど、上下の歯が触れていないか意識してみてください。もし頻繁に接触しているなら、TCHの可能性があります。

歯や顎だけじゃない、TCHの影響とは?

TCHは軽視されがちですが、長期的に続くと以下のような影響が出ることがあります。

顎関節症:顎の関節に負担がかかり、痛みや開閉時の違和感を引き起こす

歯の痛みやすり減り:歯に圧力がかかり、知覚過敏や歯の摩耗の原因に

頭痛や肩こり:噛む筋肉が緊張し続け、首や肩にまで負担が波及

集中力の低下:常に体が緊張状態になり、ストレスや疲労感が溜まりやすくなる

一見、歯とは関係なさそうな症状も、TCHが原因になっているケースは珍しくありません。

なぜTCHが起こるの?

TCHの主な原因は、次のようなものが挙げられます。

ストレス:緊張や不安が続くと、無意識に歯を食いしばるようになります。

姿勢の悪さ:猫背やうつむき姿勢は、噛む筋肉に力が入りやすい状態を作ります。

集中時の癖:パソコン作業や勉強中、無意識に歯をくっつける人は多いです。

睡眠中の歯ぎしりとの関連:TCHがある人は、睡眠時の歯ぎしりや食いしばりも併発しやすいとされています。

TCHの改善方法

TCHのやっかいなところは、「無意識の癖」であるという点です。したがって、意識して直していく必要があります。以下の方法が効果的です。

1. リマインダーを使う

「歯を離す」「リラックス」などのメモをデスクに貼ったり、スマホの通知機能を活用して1時間おきに表示させたりすると、無意識のクセに気づきやすくなります。

2. 姿勢を見直す

椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばすことで、顎や首に余計な力が入らなくなります。特にデスクワークの人は、パソコンの高さや椅子の調整が大切です。

3. ストレスを軽減する

簡単なストレッチや深呼吸、音楽を聴くなど、自分なりのリラックス方法を持ちましょう。ストレス対策はTCHだけでなく、全身の健康に役立ちます。

4. 歯科医院に相談する

TCHが強く、顎や歯の症状が出ている場合は、歯科医院で相談するのがおすすめです。マウスピースを使った治療や、姿勢・生活習慣のアドバイスを受けることもできます。

まとめ

TCHに気づくことが第一歩

TCHは非常に身近で、多くの人が抱える問題ですが、気づいていないケースがほとんどです。「歯は食事や会話のとき以外は触れていないのが正しい」という認識を持ち、日常的に意識して改善していくことが大切です。

もしこの記事を読んで、「あ、今歯がくっついてる!」と感じたら、それが改善の第一歩。今日から少しずつ「歯を離す習慣」を始めてみましょう!

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被せ物の保証はあるの?

こんにちは

歯科医院には多くの種類の被せ物が存在します。
その多くは、むし歯を削ったり、抜歯したりすることでご自身のお口の中でダメージを負ってしまった部分を補い、噛む・話すといった機能をもと通りにする役目を果たしています。
今回のブログのテーマはそのような被せ物に保証があるのか?ないのか?
あるとすれば、その期間は?といった疑問についてお答えしていきます。
最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

保険診療と自由診療

保証のお話をする前に知っておいていただきたいことがあります。
保険診療と自由診療の違いについてお伝えいたします。
保険診療とは、健康保険証を活用して行う治療ですが、治療の範囲は必要最小限の機能回復(噛めるように)に留め、
国が定めた安価な材料しか使用を認められておらず、費用も全国一律の診療です。
また、自由診療とは、名前の通り「自由な診療」です。歯科材料の制限はなく見た目や耐久性など良質な治療の追求が可能です。
治療費についても同様に各歯科医院が自由に費用を決定することができます。
まずは、この違いをしっかり覚えておきましょう。

保険診療内の被せ物の種類

保険診療内の被せ物や詰め物には、下記のような種類があります。

  1. 銀歯(銀合金・金銀パラジウム合金)
    • 一番一般的。特に奥歯で使用されることが多い。
    • 強度が高く、耐久性もあるが、見た目は銀色で目立つ。
    • 将来的な虫歯の再発リスクが高い
  2. 硬質レジン前装冠(前歯のみ)
    • 外側に白いレジン(プラスチック)を貼り付けたクラウン。
    • 中身は金属。原則、前歯にしか使えない。
    • 見た目はある程度自然だが、レジンが経年で変色・摩耗しやすい。
    • 将来的な虫歯の再発リスクが高い
  3. CAD/CAM冠(キャドキャム冠)
    • 保険適用の白い被せ物(主に小臼歯・条件付きで大臼歯も)。
    • ウレタン系ジメタクリレートというプラスチック樹脂が主成分。
    • 見た目は比較的自然で、金属アレルギーの心配も少ない。
    • 強度は高くなく、将来的な虫歯の再発リスクは高い

また、これらの冠(CAD/CAM冠を除く)を使用したブリッジと呼ばれる歯がない箇所を補う被せ物も存在します。

 

 

 

 

 

 

 

 

保険診療内の被せ物の保証

保険診療内の被せ物には明文化された「保証制度」は存在していません。
ただ「クラウン・ブリッジ維持管理料」という項目があります。
この項目は、歯科医院が装着したクラウンやブリッジを2年間維持・管理しなければならないというものです。
ですから、被せていく歯はしっかり2年以上持つ歯かどうかを歯科医師が診断する必要があります。
仮に患者さんから「とりあえず持たせられるところまででいいので被せてほしい」という要望があったとしても、
診断した結果が2年間の保存が厳しい歯である場合は被せ物での治療をお断りすることもあります。

自由診療の被せ物の種類と保証

では、自由診療における被せ物の種類や保証はどうなのでしょうか。
自由診療は種類や保証期間、また治療費においても前述させていただいた通り、各歯科医院で設定が異なります。
被せ物の種類が豊富で患者さんに選んでもらう歯科医院があれば、選択するほどの種類を持ち合わせていない
歯科医院もあるかと思います。
また、保証期間についてもまったく設定していない歯科医院がある一方、長期保証を設定している歯科医院もあるでしょう。
とはいえ、いずれにしても治療費は保険診療に比べれば高額です。
長期的に持たない歯に自由診療の被せ物をするのは、費用対効果の面からしても薦められないでしょう。

保険診療内の被せ物と自由診療の被せ物の違い

簡単に表にまとめてみました。
あくまで大枠での違いですので、詳細は歯科医院でお聞きになったほうが良いかと思います。

項目 保険内診療 自費診療
見た目 限定的(銀歯・プラスチック) セラミックやジルコニアで自然
耐久性 中程度 高い(素材による)
虫歯再発 リスク高い リスク低い
保証 なし。ただし、クラウン・ブリッジ維持管理期間は2年 長期保証の歯科医院もあり (院による)
費用 数千円〜 数万円〜十数万円

まとめ

いかがでしたでしょうか。

被せ物の保証は、保険診療内の被せ物については2年間は保険内での作り直しができないことを覚えておくとよいでしょう。
仮に期間中に作り直しする場合は保険制度が使えないため、材料が保険適用であっても自由診療となってしまいます。
一方、自由診療については、各歯科医院で対応は違います。しっかりと説明を聞いて選択されることをお勧めします。

 

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むし歯を治したはずなのにしみるのはなぜ?

こんにちは

歯医者で虫歯治療を受けたにもかかわらず、その後にしみる症状が出たことありませんか?この症状は多くの方が経験しており、お問合せの多い質問の一つです。

その理由について、詳しくお話しますので、最後まで読んでいたければ幸いです。

虫歯治療後のしみる原因

虫歯治療による神経への刺激

虫歯の治療では、虫歯部分を削り取って詰め物をしていきます。この際、歯の内部にある神経に近づいたりすると、神経が刺激されやすくなります。特に虫歯が進行しており神経に近い部分まで達していた場合は、削った際に神経が特に敏感になりやすくなっています。神経が刺激を受けることで、しみる症状が発生すると考えられます。

どんな刺激があるか?
・虫歯を削る際の振動
・虫歯を削る際の摩擦熱
・冷たい空気や水をかけることによる冷却時の温度差
・虫歯を削ったあとに象牙質が露出することで食べ物の酸や糖などの影響

歯の修復物(詰め物や被せ物)の影響

虫歯を取り除いたあとに詰め物や被せ物を装着しますが、金属を材料とした修復物を装着すると、金属を介しての熱伝導により冷たいものや温かいものが神経を刺激してしまい、しみるという症状を発症させてしまうことがあります。金属の修復物は、熱伝導性が高いため、装着後も刺激が受けやすくなります。

虫歯治療後にしみる症状が長引く理由

虫歯治療後にしみる症状が長期間続く場合の理由は下記の原因が考えられます。

治療後の歯の回復に時間がかかる

歯は一度傷つくと完全に元に戻ることはありませんが、一定の回復力があります。治療直後は、歯の組織がまだ修復されていないため、しみることがあります。この状態は、治療後数週間から数ヶ月続くことがあります。特に、神経が影響を受けている場合や、大きな虫歯が治療された場合、回復には時間がかかることがあります。

回復とは何か?
第2象牙質の層(神経を守るバリア)が作られることを言います。第2象牙質とは歯が刺激を受けてしまうことに対する防御反応として神経に近い部分に作られ、外部刺激を遮断させます。

歯の神経が炎症を起こしている

治療後にしみる原因が長引いている場合は、前述にある通り、一定期間は様子を見る必要はありますが、消失していく様子がない、もしくは痛み止めを服用しないほどしみる症状が強かったりするような場合は歯の神経が炎症を起こしている可能性があります。治療した虫歯が歯の神経まで達していない場合であっても、深いう蝕を神経ギリギリで取り除いたことによる刺激が神経にダメージを与えてしまい、歯の神経が炎症を起こしてしまっているケースはあります。まずは、歯科医師に相談をされてみることをお勧めします。場合によっては歯の神経の処置をしなければならない可能性もあります。

しみる症状の対処法

歯科医師に相談する

治療後にしみる症状が続く場合、まずは歯科医師に相談することが理想です。症状が一時的なものである場合もあれば、再治療が必要な場合もあります。歯科医師は、症状に応じて適切な処置をしてくれます。

金属による修復物が原因の一つである場合は、修復物の材料を取り換えることも対処法です。

金属の種類 熱伝導性 しみやすさ
パラジウム合金(銀歯) 高い しみやすい
ゴールド(金合金) やや高い そこそこしみやすい
ジルコニアやセラミック(非金属) 低い しみにくい

知覚過敏用の歯磨き粉を使う

しみる症状がある場合、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することが効果的です。これらの歯磨き粉は、歯の表面をコーティングし、外部の刺激から守る作用があります。継続的に使用することで、しみる感覚を軽減することができます。

お口のケアを徹底する

治療後の歯は敏感であるため、お口のケアを丁寧に行うことが大切です。虫歯や歯周病を予防するためにも、食後にしっかりと歯を磨き、フロスやマウスウォッシュを併用することが効果的です。

温度差を避ける

治療後の歯は敏感なので、冷たいものや熱いものを避けることも一時的に有効です。食事や飲み物を少しぬるめにして、歯の過剰な刺激を避けることがしみる感覚を軽減する手助けになります。

まとめ

虫歯治療後にしみる感覚が生じるのは、さまざまな原因が考えられます。歯の神経が刺激されたり、詰め物の熱伝導によるものだったりが原因となっていることがあります。治療後のしみる症状は、時間とともに改善することが多いですが、我慢する必要は一切ありません。お口のトラブルは気持ち的にも落ち込んだりしがちです。症状が長引く場合は当然ですが、少しでも気になる方は歯科医師に相談することをおススメします。

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臨時休診(5月3日午後)のお知らせ

2025年5月3日(土曜)は午後の診療を休診させていただます。

午前(9:00~13:30)診療は通常通りです。

ご了承ください。

尚、当院はゴールデンウィークも休まず診療しておりますので、

急なお痛みなどございましたら、お気軽にお問合せください。

有明ガーデン歯科クリニック 院長

歯医者に抜くって言われたけど、抜きたくない!どうしよう?

こんにちは

歯医者に抜くって言われたけど、抜きたくない!どうしよう?
と思われた時、ありませんか?

歯を抜いてほしいと思って受診される患者様はほとんどいません。
ただ、何らかの原因でどうしても歯を抜かなければならないと診断せざるを得ない時は決して少なくありません。
そのため、歯を抜くことが決定的な場合でも、患者さんにとっては大きな不安や疑問がつきまといます。
私たち歯科医師から「歯を抜かなくてはならない」と言われたとき、どのように対応すればよいのでしょうか?

このブログでは、歯科治療における抜歯(歯を抜く)の必要性とその背景、患者様が取るべき適切な対応方法、そして、心構えについて詳しくお話したいと思います。

歯を抜かなければならない理由

まず初めに、歯科医師が歯を抜かなければならない理由を理解することが大切です。

歯の抜歯が必要になるのは、いくつかの状況が考えられます。

虫歯が進行している場合

虫歯が非常に進行し、歯の大部分が失われてしまった場合、
歯を治療しても再生できないことがあります。
特に、虫歯が歯髄(神経)にまで達し、根管治療が不可能であったり、
感染が広がっている場合、歯を残すことが困難になることがあります。
このような場合、抜歯は避けられない選択肢となることがあります。

歯周病が進行している場合

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けてしまい、歯がぐらつき始めます。
歯周病が非常に進行していると、歯を保存することが難しくなり、
抜歯が必要になることがあります。

歯根(歯の根っこ)に病変(膿だまり)がある場合

歯の根に病変ができると、根管治療がうまくいかない場合があります。
例えば、根管内にも膿がたまり、再発を繰り返すようなケースでは、歯を抜くことが最善の選択肢となることがあります。

親知らずの問題

親知らずが正しく生えていない場合や、横向きに生えている場合、
歯ぐきに炎症を起こしたり、隣の歯を圧迫したりすることがあります。
この場合、親知らずの抜歯が必要となることがあります。

その他の理由

歯が破損したり、歯並びの調整の一環として抜歯が必要な場合もあります。
また、歯を抜くことで、他の治療(インプラント治療や矯正治療など)
が可能になることがあります。

 

歯を抜く前に確認すべきこと

歯を抜かなければならないと言われた場合、患者様が取るべき行動は以下の通りです。

具体的な理由を確認しよう

まず、歯科医師に「なぜこの歯を抜く必要があるのか?」という理由を
しっかりと確認しましょう。
歯を抜く理由が納得できるものであるかどうかを理解することが大切です。
歯科医師から、診断結果や治療の経緯について丁寧に説明を
受けることが求められます。

例えば、虫歯が深刻である場合や歯周病が進行している場合、
抜歯がやむを得ないことがあります。
しかし、治療方法によっては、歯を保存できる可能性がある場合もあります。
その可能性についても確認することをおすすめします。

他の治療法の選択肢を尋ねよう

歯を抜く前に、他に選べる治療法がないかを歯科医師に確認しましょう。

例えば、根管治療や歯周病治療を受けた後に歯を保存できる可能性があるかもしれません。また、インプラントやブリッジなど、抜歯後の治療方法についても事前に考慮しておくことで現状とのメリットデメリットを把握できますので、とても重要です。

セカンドオピニオンを受けてみよう

一度、他の歯科医師に相談してみることも一つの方法です。
特に、抜歯が必要だと言われた場合には、別の歯科医師の意見を求めることで、他の治療法があるかどうかを再確認することができます。
セカンドオピニオンを受けることは、決して悪いことではなく、
自分の歯を守るための大切な手段のひとつです。

必要性の再確認

歯科医師から「抜歯が必要」と言われた際に、自分自身が納得できない場合、
再度その必要性を確認しましょう。
治療方法の選択肢や、その後の治療の結果について十分に説明を受け、納得した上で治療を受けることが大切です。

歯を抜くことへの不安にどう向き合うか

歯を抜くという決断は、患者さんにとって大きな不安を伴うものです。特に、歯を抜くことで今後の生活に影響を及ぼすことを心配する人も多いでしょう。そんな不安を解消するために、次のような方法を考えてみましょう。

痛みの管理

歯を抜く際に最も心配されるのが痛みです。
しかし、現代の歯科治療では、痛みを最小限に抑えるための方法が確立されています。局所麻酔を使用して痛みを感じないようにすることができますし、手術後も必要に応じて鎮痛剤を処方してもらえます。

不安感の軽減

抜歯に対して強い不安がある場合、歯科医師にその気持ちを伝えましょう。
最近では、リラックスできる環境を提供するために、音楽を流す、静かな空間を作る、または鎮静剤を使うなどの方法もあります。
これらの方法を取り入れることで、リラックスした状態で治療を受けることができます。

歯の喪失についての心構え

歯を抜くことは決して簡単な決断ではありませんが、もし抜歯が避けられない場合、今後の治療に備えて心構えを持つことも重要です。
抜歯後にはインプラントやブリッジ、義歯(入れ歯)など、歯の代替手段が複数存在します。
抜歯後にどのような治療が可能かを事前に相談しておくことで、不安が軽減されるでしょう。

 

まとめ

歯を抜きたい患者さんは基本的にはいません。
しかし歯科医師は、日々抜歯の必要性を語らなくてはいけない場合があります。
末期の歯周病、歯が割れている、重度の虫歯など、治療によって改善が図れないケース。また、問題の歯が感染源になって他の歯に感染を広げてしまうリスクが高いケースなど、歯を残すことによるデメリットが大きい場合は、歯科医師は抜歯をすすめることがあります。

患者様の側としては「症状がない」「困っていない」のにどうして?と思われることもあるでしょう。

一番の解決法は納得いくまでとことん歯科医師からの説明を受けることだと思います。稀に歯科医師から「この歯は残せない」「抜くしかない」と言われることがあるかと思いますが、この歯科医師の伝え方は間違っており、正しくは「この歯を保存(抜かない)することによるデメリットの方が抜歯することによるデメリットよりおおきい」ということ伝えたいのだと思います。
私は上記のような理由で抜歯が最良の治療と診断した場合は、まず患者さんに仮に抜かなかった場合のリスクをお話しするようにしています。
その結果、抜歯を選択する方もいますし、でもやはり残したいと言われる方もいらっしゃいます。

多くの場合は抜歯に同意してくれますが、残すほうを選択した場合もリスクを理解してくれているのでそれはそれでよい、と考えています。
あくまで私たちは診断結果のアドバイスはしますが、最後は患者さんご本人が判断すべきだと思っています。

まずは、とことんコミュニケーションをとることが何よりも重要です。

 

医療法人社団天白会有明ガーデン歯科クリニックは、

お口の中の些細なトラブルやお悩み事、検診など、お気軽にご相談できる歯科医院です。また、セカンドピニオンでの受診も受け付けております。

土日祝も20時まで診療しており、駐車場も完備しています。お気軽にご相談ください。

あなたの歯の健康をサポートいたします!

 

このブログの監修者

医療法人社団天白会

有明ガーデン歯科クリニック

院長 歯学博士 石坂千春

理事長 歯学博士 山田健太郎 日本口腔インプラント学会 専門医