顎関節症の原因とは

「顎が痛い」「口が開かない」「顎がなる」などの症状がある方は、顎関節症の可能性があります。顎関節症は肩こりや頭痛などの原因にもなり、重症になると口が開かなくなることもあります。

顎関節症の原因はさまざまです。決して顎のどこかに不具合があって、発症するのだとは限りません。噛み合わせや歯並びなど歯の不具合から、姿勢の悪さ、首や膝の不具合などさまざまな要因が関連して、顎関節症になるのです。

このため、顎関節に悪影響を与える要因を改善することが、この症状の根本的な解決策になります。
通常、顎関節治療は2つのステージで進められます。

まず1つ目のステージとして、当面の顎関節の不調を緩和するために対処療法を行います。顎関節に対する直接的な治療で、短期的な治療です。

そして、症状が緩和されたら2つ目のステージとして、顎関節の不調の原因となっている原因を身体中から突き止め、根本的な治療を行います。こちらは長期的な治療になります。